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ウリセス・グラントとは?

うりせすぐらんと

ユリシーズ・グラントとは、南北戦争の北軍総司令官として南部連合を打倒し、戦後に第18代アメリカ合衆国大統領を務めた将軍・政治家です。

ユリシーズ・シンプソン・グラント(1822〜1885年)は、アメリカ南北戦争(1861〜1865年)における北軍の最高司令官であり、戦後の再建期(リコンストラクション)にアメリカ合衆国第18代大統領(在任1869〜1877年)を務めた人物です。

グラントは西部の戦線で連続した勝利を収めることで名声を高めました。シャイローの戦い、ヴィックスバーグ包囲戦など決定的な作戦で成果を上げ、リンカーン大統領に北軍全軍の総司令官に任命されました。1865年4月、アポマトックス・コートハウスでロバート・E・リー将軍率いる南部連合軍主力の降伏を受け、事実上の南北戦争終結を実現しました。

グラントの主な足跡は以下のとおりです。

  • ヴィックスバーグ包囲・陥落(1863年):ミシシッピ川の制権を北軍が掌握する転換点
  • 北軍全軍の総司令官就任(1864年):リー将軍との正面対決、消耗戦略で南部を追い詰めた
  • 大統領就任後の黒人公民権擁護:南部の白人至上主義組織KKKの取り締まりに取り組んだ
  • スキャンダルの多い政権:側近による汚職事件が相次ぎ、政治的評価は割れている

グラントは卓越した戦略家として軍事史に名を残す一方、大統領としての評価は時代によって変動しています。晩年は財政的に困窮し、癌を患いながら回顧録を執筆・完成させた直後に死去しました。

使い方・例文

「グラントはアポマトックスでリー将軍の降伏を受理し、南北戦争に終止符を打った」というように、アメリカ南北戦争史や大統領史の文脈で登場します。

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