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ウジェーヌ・デュボワとは?

うじぇーぬでゅぼわ

ウジェーヌ・デュボワは、ジャワ原人(ピテカントロプス・エレクトス)を発見したオランダの古人類学者・解剖学者です。

ウジェーヌ・デュボワ(Marie Eugène François Thomas Dubois、1858〜1940年)は、オランダ解剖学者・古生物学者であり、人類の進化史を大きく塗り替えた発見で世界的に知られています。

デュボワはダーウィンの進化論に強い影響を受け、人類の祖先化石が熱帯地域に存在するはずだという仮説を立て、1887年に軍医としてオランダ領東インド(現在のインドネシア)へ赴きました。1891年、ジャワ島トリニールの発掘調査において、現生人類と類人猿の中間的な特徴を持つ頭蓋骨と大腿骨の化石を発見し、ピテカントロプス・エレクトス(直立猿人)と命名しました。現在ではこれをホモ・エレクトス(ジャワ原人)と呼んでいます。

この発見の主な特徴は以下の通りです。

  • 脳容積は現代人と類人猿の中間程度
  • 大腿骨の形状から直立二足歩行が可能だったと推定
  • 推定年代はおよそ数十万〜百万年前

当初、科学界では発見の解釈をめぐって激しい論争が続きましたが、後の研究によってジャワ原人が人類進化の重要な段階を示すことが確認されました。デュボワの業績は、化石人類学という分野の確立に貢献し、「失われた環」を積極的に探索するという科学的姿勢のさきがけとなりました。

使い方・例文

人類進化の教科書や博物館の展示で、ホモ・エレクトスやジャワ原人について解説する文脈において、デュボワの名前と発見の経緯が必ず取り上げられます。

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