ウィルマ・ルドルフとは?
うぃるまるどるふ
ウィルマ・ルドルフは、幼少期の病気を乗り越えてローマ五輪で3つの金メダルを獲得したアメリカの伝説的な女性陸上選手です。
ウィルマ・ルドルフ(Wilma Rudolph、1940〜1994年)は、アメリカ合衆国テネシー州出身の陸上競技選手です。幼少期にポリオ(小児麻痺)や猩紅熱などの重い病気を患い、一時は歩行もままならない状態でしたが、家族と医師の支えのもとリハビリを続けて競技の世界へ復帰しました。
その努力は驚くべき結果に結実し、1960年のローマ夏季オリンピックでは100m・200m・4×100mリレーの3種目で金メダルを獲得。アメリカ人女性として初めて一大会で3つの金メダルを手にした選手となりました。当時の走りはスムーズかつ力強く、「黒いガゼル」と称されました。
彼女の活躍は人種差別が色濃く残るアメリカ社会において特別な意味を持ち、テネシー州クラークスビルで行われた凱旋パレードは市内初の人種統合イベントになったとも伝えられています。
引退後は教育者・コーチとして後進の指導に携わり、「ウィルマ・ルドルフ財団」を設立して恵まれない境遇の子どもたちのスポーツ支援活動に取り組みました。障害を乗り越えた生き様は今なお多くの人々に勇気を与えています。
使い方・例文
「ウィルマ・ルドルフはポリオを克服してオリンピック3冠を達成した」というように、スポーツの感動的な逸話や女性アスリートの先駆者として紹介されます。
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