イーヴリン・ウォーとは?
いーゔりんうぉー
イーヴリン・ウォーは、イギリスの上流社会を風刺した「ブライズヘッドふたたび」などで知られる20世紀イギリスの小説家です。
イーヴリン・ウォー(Evelyn Waugh、1903〜1966年)は、20世紀イギリスを代表する小説家の一人です。鋭い社会風刺とブラックユーモアを武器に、イギリスの上流階級・知識人社会の退廃と矛盾を描き続けました。
オックスフォード大学を卒業後、記者・教師を経て作家デビューし、「衰滅」(1928年)が好評を博しました。1930年にカトリックに改宗したことは以後の作品に大きな影響を与えました。
主要作品と特徴は以下のとおりです。
- 「ブライズヘッドふたたび」(1945年)——カトリックの貴族一家の没落を描いた代表作
- 「スクープ」(1938年)——ジャーナリズムの滑稽さを描いた風刺小説
- 「剣の名誉」三部作——第二次世界大戦を舞台にした半自伝的な戦争小説
ウォーの文章は精緻で皮肉に満ちており、イギリス的ユーモアの粋とも評されます。カトリック的な価値観と近代社会への批判意識が根底に流れており、宗教・伝統・家族の崩壊を繰り返しテーマとしました。グレアム・グリーンとともに20世紀イギリス・カトリック文学の代表者として位置づけられています。
使い方・例文
「イーヴリン・ウォーの「ブライズヘッドふたたび」は、イギリス貴族社会の黄昏を詩情豊かに描いた作品として文学の授業でよく取り上げられます。」
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