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イヴリン・ド・モーガンとは?

いゔりんどもーがん

イヴリン・ド・モーガンとは、19世紀後半のイギリスで活躍した女性画家で、ラファエル前派の影響を受けた神話・寓意的主題の作品で知られます。

イヴリン・ド・モーガン(1850〜1919)は、ヴィクトリア朝時代のイギリスを代表する女性画家です。本名イヴリン・ピカリング、後に陶芸家ウィリアム・ド・モーガンと結婚しイヴリン・ド・モーガンとなりました。ラファエル前派の影響を強く受け、ギリシャ神話・ローマ神話・キリスト教的主題・寓意を題材にした象徴主義的な作品を多数制作しました。

彼女の絵画は、流麗な人物の輪郭と鮮やかな色彩、精巧な装飾的背景が特徴です。女性の内面的な強さや霊的な世界、光と闇の対比をテーマにした作品が多く、単なる装飾にとどまらない深い思想性を持ちます。また熱心なスピリチュアリストであり、その信念が作品の主題にも反映されています。

代表作には「アウロラ・トリウンファンス」「聖ジョージ」「魂の籠」などがあります。生前は高い評価を受けながらも20世紀には長く忘れられていましたが、近年のフェミニズム美術史研究の進展とともに再評価が進み、現在はドゥ・モーガン財団がその作品を管理・公開しています。

使い方・例文

ヴィクトリア朝の女性画家を特集した展覧会では、ド・モーガンの神秘的な色彩と神話的主題の作品が注目を集めます。ラファエル前派系の絵画を調べる際によく登場する人物です。

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