インピーダンス整合とは?
いんぴーだんすせいごう
インピーダンス整合とは、電気回路や伝送線路において信号源と負荷のインピーダンスを一致させ、電力伝達を最大化したり反射を防いだりする技術のことです。
インピーダンス整合(インピーダンスせいごう)とは、電気回路・高周波回路・音響システムなどにおいて、信号源のインピーダンスと負荷(受け側)のインピーダンスを適切に合わせることで、電力の伝達効率を最大化したり、信号の反射・損失を最小化したりする設計技術です。
電気回路の理論では、信号源の内部抵抗と負荷抵抗が等しいときに最大電力が伝達されます(最大電力移送定理)。高周波帯域の伝送線路では、インピーダンスが不整合だと信号が反射し、定在波が発生して伝送効率が低下します。この反射の度合いを示す指標がVSWR(電圧定在波比)や反射係数です。
インピーダンス整合を実現する主な方法には以下があります。
- 変成器(トランス)を用いた巻線比による変換
- Lマッチ・Tマッチ・πマッチなどのLC整合回路
- λ/4変換器(四分の一波長変換器)による高周波整合
- バランの使用(平衡不平衡変換と整合の同時実現)
インピーダンス整合は、アンテナ・増幅器・スピーカーなど多くの機器の接続で必須の技術です。たとえばオーディオアンプとスピーカー、または無線機とアンテナの接続では整合が取れていないと音質や送信効率が著しく低下します。現代の通信・電子機器設計において欠かせない基礎技術です。
使い方・例文
無線機のアンテナ端子は一般に50Ωのインピーダンスで設計されており、アンテナ側も同じ50Ωに整合させることで電力損失なく電波を送受信できます。
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