インディアン座とは?
いんでぃあんざ
インディアン座は、南天に位置する目立ちにくい小星座で、アメリカ先住民(インディアン)をモチーフにした88星座の一つです。
インディアン座(Indus)は、南半球の夜空に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が公認する88星座の一つです。日本を含む北半球の多くの地域からはほとんど見えない南天の星座で、南緯15度より南の地域で観測に適します。
16〜17世紀にかけてヨーロッパの航海者たちが南天を探検した際、オランダの天文学者ペトルス・プランシウスやフレデリク・デ・ハウトマンらが新たな星座を多数設定しました。インディアン座はその一つで、アメリカ大陸やアジアの「インディアン(先住民)」を表すとされますが、具体的にどの地域の人物をモデルにしているかは諸説あります。
インディアン座の特徴は以下の通りです。
- 最も明るい星はα星で、4等星程度の暗い星
- 目立つ天体(星雲・星団)は少なく、天文的に地味な星座
- 近傍の恒星系として「ε(イプシロン)インディアン座」が知られる
- ε星は太陽から約11.8光年と比較的近い恒星で、T型矮星の伴星を持つ
インディアン座のε星(イプシロン・インディアン)は、太陽系に比較的近い恒星の一つとして天文学者の注目を集めています。伴星として褐色矮星のペアが存在することが確認されており、近傍恒星系の研究対象になっています。南半球で星座観察をする機会があれば、南の地平線付近で探してみると良いでしょう。
使い方・例文
南半球(オーストラリア・南米など)で天体観測をする場面や、全88星座を一通り学ぶ天文学の学習文脈で登場します。近傍恒星「ε星」に関する天文学の解説でも取り上げられます。
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