インクジェット印刷とは?
いんくじぇっといんさつ
インクジェット印刷とは、液体のインクを微細な粒子として噴射して用紙などに画像や文字を印刷する方式です。
インクジェット印刷(インクジェットいんさつ)は、印刷ヘッドに並んだ極めて小さなノズルから液体インクを微細な液滴として噴射し、紙や布などの素材に直接付着させて画像や文字を形成する印刷技術です。版(はん)を使わないデジタル印刷の代表的な方式の一つです。
インクを噴射する仕組みには主に二種類あります。
- サーマル方式:ノズル内のインクをヒーターで瞬間的に加熱・気化させ、その膨張力で液滴を押し出す。キヤノンやHPが採用
- ピエゾ方式:圧電素子(ピエゾ素子)に電圧をかけて変形させ、その機械的な振動でインクを噴射する。エプソンが代表的
家庭用プリンターから業務用の大判プリンターまで幅広く普及しており、写真印刷・文書印刷のほか、Tシャツ・フラグ・看板・壁紙への印刷にも応用されています。特徴としては、フルカラー表現が得意でランニングコストが比較的低く、小ロットからの印刷が容易な点が挙げられます。一方で、速度は高速なオフセット印刷に劣ります。
近年はインクジェット方式を基盤にした捺染(なっせん)・食品印刷・3Dプリンティングなど、幅広い分野への展開も進んでいます。
使い方・例文
家庭で写真を光沢紙に印刷したり、広告代理店がA1サイズのポスターを出力したりする際にインクジェット印刷が使われます。
この用語をシェア
最終更新: