イドリス・セヌーシーとは?
いどりすせぬーしー
イドリス・セヌーシーとは、リビアの初代国王であり、独立達成と国家建設に尽力した20世紀の指導者です。
イドリス・セヌーシー(1889〜1983年)は、リビア初代国王(在位1951〜1969年)であり、イスラム教スーフィズムの一派であるセヌーシー教団の指導者としても知られる人物です。
セヌーシー教団はリビアやキレナイカ地方に深く根付いたイスラム改革運動の組織であり、イドリスはその精神的・政治的権威を受け継ぎました。第二次世界大戦中はイタリアの植民地支配に抵抗し、連合国側とも協力しました。
1951年、国連の主導のもとリビアは独立を果たし、イドリスはリビア王国の初代国王として即位しました。その治世は以下の特徴を持ちます。
- 親西洋・親米路線の外交政策
- 石油の発見(1950年代後半)による急速な経済変化への対応
- 保守的なイスラム価値観に基づく統治
- 部族社会の連合による国家統一
1969年、ムアンマル・カダフィ大佐率いる軍事クーデターによって王政は打倒され、イドリスはエジプトへ亡命しました。リビア近現代史を理解するうえで欠かせない人物です。
使い方・例文
「リビア王国の歴史」や「セヌーシー運動」を学ぶ文脈で、イドリス・セヌーシーの名は必ず登場します。
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