イディ・アミンとは?
いでぃあみん
イディ・アミンとは、1970年代のウガンダを独裁支配し、大規模な人権侵害で悪名を轟かせた軍人・政治家です。
イディ・アミン(Idi Amin、1925年頃〜2003年)は、ウガンダの軍人・政治家で、1971年から1979年にかけて同国を独裁支配しました。その恐怖政治と残虐な行為から、20世紀アフリカを代表する独裁者のひとりとして歴史に刻まれています。
もともとイギリス植民地軍に従事していたアミンは、1971年のクーデターでミルトン・オボテ大統領を追放して権力を掌握。自らを「大統領閣下」「陸軍元帥」「スコットランド征服者」などと称し、数々の奇抜な称号を名乗ったことでも知られています。
政権下では国家調査局(SRB)や公安局による恐怖政治が横行し、政治的反対派・民族的少数派・知識人などが組織的に弾圧・殺害されました。犠牲者数は推定10万〜50万人以上とされています。1972年にはウガンダに居住するアジア系住民(主にインド系)約5〜8万人を国外追放し、彼らの事業を接収する命令を出したことは国際的な批判を招きました。
1978年にタンザニアに侵攻したことを契機に、タンザニア軍と反アミン勢力の反撃を受け、1979年に国外に脱出。以後はサウジアラビアで亡命生活を送り、2003年に病死しました。
使い方・例文
アフリカの独裁政治や冷戦時代の人権侵害を扱う歴史書や報道で必ず取り上げられる人物で、映画「ラスト・キング・オブ・スコットランド」の題材としても知られています。
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