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アン (イギリス女王)とは?

あん

アン女王とは、17世紀末から18世紀初頭にかけてイングランド・スコットランド・グレートブリテンを統治し、イングランドとスコットランドの合同を実現した女王です。

アン(Anne、1665〜1714年)は、スチュアート朝最後の君主で、1702年から1714年にかけてイングランドスコットランドアイルランドの女王として君臨しました。ジェームズ2世の次女として生まれ、プロテスタントとして育てられました。

アンの治世における最大業績は、1707年の合同法によるグレートブリテン王国の成立です。イングランドとスコットランドが一つの議会・王国に統合され、現在のイギリスの基礎となりました。

在位中は、スペイン継承戦争(1701〜1714年)が続き、名将マールバラ公の活躍により、ブレンハイムの戦いなど重要な勝利を収めました。国内政治ではトーリー党とホイッグ党の対立が激しく、女王自身もその間で板挟みとなりました。

アンの私生活は悲劇に満ちており、17回の妊娠のうち生き残った子供はひとりもなく、後継者なしに没しました。このため、プロテスタント継承を定めた王位継承法により、ハノーファー家のジョージ1世が即位しました。アンの死はスチュアート朝の終焉を意味しました。

アン女王は穏やかな性格で知られ、幼なじみのサラ・チャーチル(マールバラ公爵夫人)との友情と確執が有名です。

使い方・例文

イギリス史の授業では、グレートブリテン成立の文脈でアン女王が必ず登場します。近年は映画『女王陛下のお気に入り』でも広く知られるようになりました。

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