アンパッサンとは?
あんぱっさん
アンパッサンとは、チェスにおいてポーンが2マス前進した直後に限り、隣のポーンが斜め後ろから取れる特殊なルールです。
アンパッサン(en passant)はフランス語で「通りすがりに」を意味するチェスの特殊なキャプチャルールです。このルールが存在するのは、ポーンが初期位置から2マス一気に前進できる近代的なルールが導入された際に生まれた矛盾を解消するためです。
具体的な状況は次の通りです。
- 自分のポーンが相手陣の5段目(白なら5段、黒なら4段)にいる
- 隣のファイルにいる相手のポーンが初期位置から2マス前進し、自分のポーンの横に来た
- この直後の1手に限り、相手のポーンを斜め後方から取ることができる
重要な制約として、このキャプチャは相手ポーンが2マス前進した「直後の1手」にしか使えません。1手でも経過すると権利は消滅します。取ったポーンは斜め後ろに移動した先のマスに移り、取られたポーンはそのマスから除去されます。
アンパッサンはチェスの中でも最も理解されにくいルールのひとつとされており、知らないプレイヤーがポーンを取られて驚くことも珍しくありません。戦略的にも相手の連続前進を阻む手段として活用されます。
使い方・例文
自分のポーンがe5にいるとき、相手がd7からd5へ2マス前進した直後に限り、自分のポーンをd6へ移動させ相手のd5ポーンを取ることができます。
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