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アンナ (ロシア女帝)とは?

あんなろしあじょてい

アンナとは、18世紀ロシア帝国女帝で、ピョートル大帝の姪にあたり、ビロン体制として知られる宮廷政治のもとロシアを統治した人物です。

アンナ(Anna Ioannovna、1693〜1740年)は、ロシア帝国の女帝(在位1730〜1740年)です。ピョートル大帝の兄イヴァン5世の娘として生まれ、クールラント公爵夫人として長年を過ごした後、帝位継承の複雑な経緯を経てロシア女帝の座に就きました。

即位当初、貴族会議(最高枢密院)は条件を課してアンナの権限を制限しようとしましたが、アンナは地方貴族や近衛兵の支持を得てこの試みを退け、専制権力を回復しました。その後の治世は、寵臣エルンスト・ヨハン・フォン・ビロンが実権を握る「ビロン体制(ビロノフシチナ)」として知られ、外国人(主にバルト・ドイツ人)が宮廷の要職を占めたことでロシア貴族の不満を招きました。

対外的にはポーランド継承戦争(1733〜1738年)に介入し、親ロシア派の国王擁立を実現させました。また対オスマン帝国との戦争(1735〜1739年)も行いましたが、講和条件は必ずしも有利ではありませんでした。

アンナの治世は専制の強化と外国人優遇という矛盾をはらみ、彼女の死後にロシア宮廷は激しい権力闘争の時代を迎えました。

使い方・例文

ロシア帝国史や18世紀の欧州政治を扱う歴史書・授業で、アンナ女帝とビロン体制が論じられます。

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