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公爵とは?

こうしゃく

公爵とは、近代日本の華族制度における最高位の爵位で、旧大名や維新の功臣などに与えられた称号です。

公爵(こうしゃく)は、明治時代に制定された華族令(1884年)によって設けられた爵位の最上位にあたります。公爵・侯爵伯爵子爵男爵という五段階の爵位体系のうち、公爵は最も格式が高く、旧皇族・旧摂関家の公家や、石高の大きかった旧大藩主、また明治維新に際して特に大きな功績を残した人物に授与されました。

華族制度の成立により、旧来の公家・武家の身分に代わる近代的な貴族階層が形成されました。公爵家は貴族院において特別な発言力を持ち、国政に大きな影響を与えました。代表的な公爵家には、三条家・近衛家・島津家・毛利家などがあります。また、岩倉具視や伊藤博文のように、旧身分に関わらず維新・建国への貢献によって公爵に叙せられた人物もいます。

第二次世界大戦後の1947年に華族制度は廃止され、公爵という称号は法的な意味を失いましたが、歴史・文化・家系を語る文脈では現在も用いられます。ヨーロッパではDuke(英語)に相当し、諸外国の貴族制度を説明する際にも「公爵」という訳語が使われます。

使い方・例文

歴史書や時代小説で「公爵家の令嬢」「公爵に叙せられた元老」などと表現され、また外国の貴族制度を紹介する際に「英国のウェリントン公爵」のように使われます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「こうしゃく」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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