アンドレ・ブレイルとは?
あんどれぶれいる
アンドレ・ブレイルは、視覚障害者のための点字(ブライユ式点字)を考案したフランス人で、情報へのアクセスを障害者にも開いた教育史上の重要人物です。
ルイ・ブライユ(Louis Braille、1809年〜1852年)は、フランスのクープレー出身の教師・発明家です。3歳のときに事故で視力を失い、盲学校で学ぶ中で独自の点字体系を開発しました。なお「アンドレ・ブレイル」という表記はブライユのフランス語名のバリエーションであり、同一人物を指します。
当時の視覚障害者向けの文字は、浮き出た活字を指でなぞるものが主流でしたが、習得が困難で実用的ではありませんでした。ブライユは夜間に軍が使っていた「夜間文字」システムをヒントに、縦3×横2の6点の凸点を組み合わせた点字体系を考案し、15歳ごろまでに基本的な仕組みをほぼ完成させました。
このブライユ式点字の特徴は以下の通りです。
- 6つの凸点の組み合わせで64通りの文字・記号を表現できる
- 指先で素早く読み取れるシンプルな構造
- アルファベットだけでなく、音楽記号や数学記号にも応用可能
ブライユ式点字は現在も世界中で使用されており、視覚障害者の読み書きと教育の基盤となっています。ブライユの誕生日である1月4日は「世界点字デー」として国連が制定しています。
使い方・例文
駅のホームや公共施設のボタンに刻まれた凸点の表示は、ブライユが考案した点字の原理に基づいています。
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