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アントニオ・ピガフェッタとは?

あんとにおぴがふぇった

アントニオ・ピガフェッタとは、16世紀イタリア出身の航海士・記録者で、マゼランの世界周航に同行し、その詳細な航海記録を後世に伝えた人物です。

アントニオ・ピガフェッタ(Antonio Pigafetta、1491頃〜1531頃)は、イタリアのヴィチェンツァ出身の航海士年代記者です。フェルディナンド・マゼラン指揮したスペインの世界周航遠征(1519〜1522年)に自ら志願して参加し、遠征全体の詳細な記録を残したことで名高い人物です。

マゼランの艦隊は5隻の船でスペインを出発しましたが、マゼラン自身はフィリピンのマクタン島での戦闘(1521年)で命を落とし、最終的に1隻・乗組員18名のみがスペインへ帰還しました。ピガフェッタはその生還者のひとりでした。

ピガフェッタが残した『航海記』(Relazione del primo viaggio intorno al mondo)は、世界周航の全行程を克明に記述した第一級の史料です。この記録には次のような価値があります。

  • 訪問した各地の地理・文化・言語の詳細な観察
  • マゼラン海峡の発見と通過の描写
  • 太平洋横断の過酷な状況の記録
  • フィリピン諸島の言語・風俗に関する初期記述

彼の記録はのちの地理学・人類学・探検史研究において貴重な一次資料とされており、大航海時代の実態を伝える文献として今日も参照され続けています。

使い方・例文

大航海時代・マゼランの世界周航を扱う歴史書や授業で、「ピガフェッタの航海記によれば〜」のように引用されます。

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