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アントニウスとは?

あんとにうす

アントニウスとは、古代ローマ政治家・武将マルクス・アントニウスのことで、カエサルの部下として活躍し、後にクレオパトラと結んだ人物です。

マルクス・アントニウス(Marcus Antonius)は、紀元前83年頃にローマで生まれ、紀元前30年にエジプトのアレクサンドリアで没した古代ローマの政治家・軍人です。日本語ではしばしば「アントニウス」または「アントニー」と呼ばれます。

アントニウスはユリウス・カエサルの腹心の部下として頭角を現し、カエサルの暗殺(紀元前44年)後に実権を掌握しようとしました。カエサル暗殺直後の民衆への演説は、シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」でも有名な場面として描かれています。

その後、オクタウィアヌス(後の初代皇帝アウグストゥス)、レピドゥスとともに「第二回三頭政治」を形成し、ローマ世界を三分して統治しました。アントニウスは東方を担当し、エジプト女王クレオパトラ7世と深く結びつきました。この関係は政治的同盟であると同時に恋愛関係でもあり、二人の間には子どもも生まれました。

しかし、オクタウィアヌスとの対立が深まり、紀元前31年のアクティウムの海戦で大敗を喫します。翌年、オクタウィアヌス軍のエジプト侵攻に際してアントニウスはクレオパトラに先立たれたと誤解して自刃し、クレオパトラもまもなく後を追いました。彼の波乱に富んだ生涯は、古代ローマ史の転換点を彩る重要な物語として後世に語り継がれています。

使い方・例文

「シェイクスピアの戯曲『アントニーとクレオパトラ』では、アントニウスとエジプト女王の愛と政治的野心が劇的に描かれている。」

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