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アレグレットとは?

あれぐれっと

レグレットとは、音楽速度標語のひとつで、アレグロよりやや遅く、中程度より少し速いテンポを指す言葉です。

レグレット(Allegretto)は、西洋音楽における速度標語(テンポ指示語)のひとつで、イタリア語の「アレグロ(Allegro=速く・快活に)」に指小辞「-etto」を付けた形で「やや速く」を意味します。アレグロよりも控えめな速度であり、一般的にはメトロノーム値でおよそ♩=112〜120程度を目安とすることが多いですが、作曲家や時代によって解釈に幅があります。

西洋音楽の速度標語は遅い順に「グラーヴェ→ラルゴ→アダージョ→アンダンテ→モデラート→アレグレット→アレグロ→ヴィヴァーチェ→プレスト」と並ぶのが代表的な目安です。アレグレットはこの中でアレグロのひとつ手前に位置し、軽やかで流れるような表情を持つテンポとされます。

アレグレットが指定された著名な楽章の例を挙げると以下があります。

  • ベートーヴェン「交響曲第7番」第2楽章(重みと流れを両立した名演として知られる)
  • シューベルト「交響曲第8番(未完成)」第2楽章
  • ショパンのピアノ小品など

演奏上の解釈では、アレグレットは単なる速度だけでなく「軽やかさ・優雅さ」のニュアンスも伴うことが多く、重厚なアレグロとは異なる繊細な音楽表現を求めることがあります。指揮者やソリストによって解釈の幅が生まれるため、演奏比較を楽しむ際の注目ポイントにもなります。

使い方・例文

楽譜に「Allegretto」と書かれていたら、速すぎず遅すぎない「軽やかにやや速めで」という意味で演奏します。ベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章がアレグレットの代表例としてよく挙げられます。

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