指示語とは?
しじご
指示語とは、「これ・それ・あれ・どれ」など、話題の対象や場所・方向などを指し示す働きをする語のことです。
指示語(しじご)とは、話し手・書き手が指し示す対象(人・物・場所・方向・様子など)を直接名称で示さず、その位置関係や文脈上の役割によって示す語の総称です。日本語では「こそあど言葉」とも呼ばれ、「こ・そ・あ・ど」の系列に整理されます。
指示語は次のように体系的に分類できます。
- こ系:「これ・ここ・こちら・こんな・こう」→話し手に近いものを指す
- そ系:「それ・そこ・そちら・そんな・そう」→聞き手に近い、または文脈上既出のものを指す
- あ系:「あれ・あそこ・あちら・あんな・ああ」→話し手・聞き手ともに離れたものを指す
- ど系:「どれ・どこ・どちら・どんな・どう」→疑問・不確定のものを指す
指示語には現場指示と文脈指示(照応)の二種類があります。現場指示は実際の空間内の対象を直接指し示す用法(「あの山を見てください」)で、文脈指示は文章・会話の中で既に出てきた情報を受けて使う用法(「今日は雨が降った。それで遠足は中止になった」)です。
指示語を適切に使いこなすことは、文章の流れを整え、同じ語の繰り返しを避けるために重要であり、文章力向上の基本項目として国語教育でも重視されます。
使い方・例文
「駅前の新しい図書館に行ってみた。そこには子ども向けの本が充実していた」という文で「そこ」が直前に出た「図書館」を指す使い方が、文脈指示の典型的な指示語の例です。
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