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アルトゥール・グリュミオーとは?

あるとぅーるぐりゅみおー

アルトゥール・グリュミオーとは、ベルギー出身の20世紀を代表するヴァイオリニストで、純粋で気品ある音色と端正な演奏様式により「詩人のヴァイオリニスト」と称されます。

アルトゥール・グリュミオー(Arthur Grumiaux、1921〜1986年)は、ベルギーのヴィルセルに生まれ、幼少より音楽才能を示した20世紀最大のヴァイオニストのひとりです。

ブリュッセル王立音楽院でアルフレッド・デュボワに師事し、さらにパリでジョルジュ・エネスコの薫陶を受けました。この経歴がフランス=ベルギー奏法の正統な継承者としての地位を確立させています。1949年に初めてロンドンでデビューして以来、国際的な演奏活動を展開し、特にモーツァルトとバッハの演奏で絶大な信頼を獲得しました。

グリュミオーの演奏の特徴として、次の点が際立っています。

  • 力まず自然に流れ出る純粋で美しい音色
  • バロックから古典派・ロマン派に及ぶ幅広いレパートリー
  • クララ・ハスキルとの伝説的なデュオ演奏
  • 技巧的な誇示を排した品格のある表現

フィリップスへの録音はいまも復刻され続けており、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集や無伴奏ヴァイオリンのための作品集は現代のリファレンス盤として評価が高く、没後も世界的なヴァイオリン教育の模範とされています。1973年にはベルギー国王より男爵の称号を授けられました。

使い方・例文

ヴァイオリンの名盤を探すと、アルトゥール・グリュミオーによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲録音がしばしば「永遠の名盤」として推薦されます。

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