アルコールランプとは?
あるこーるらんぷ
アルコールランプとは、燃料用アルコールを燃やして炎を得る実験・加熱用の器具で、理科の実験などで広く使われています。
アルコールランプは、燃料にエタノール(エチルアルコール)などのアルコール類を使用し、綿や麻製の芯(しん)を通じて燃焼させることで安定した炎を発生させる加熱器具です。ガラス製の容器に燃料を入れ、芯を差し込んだ金属製の蓋を取り付けた構造が一般的です。
アルコールランプの主な特徴は次のとおりです。
- 炎の温度は概ね400〜600度程度で、化学実験の基本的な加熱操作に適しています
- ガスや電気を必要とせず、どこでも使いやすい簡便な器具です
- 燃焼時にすすが出にくく、比較的クリーンな炎を得られます
- 構造がシンプルで取り扱いやすいため、学校教育の場に適しています
学校の理科実験室では、水溶液の蒸発・濃縮、固体の融点測定、炎色反応の観察など多くの実験で使用されます。使用上の注意点として、燃料補充は炎を完全に消してから行うこと、蓋を滑り込ませる形で消火すること、倒れた際の延焼リスクへの備えなどが挙げられます。
近年はアルコールランプに代わってガスバーナーや電気式加熱器が普及していますが、電源が不要なシンプルな器具として今も一定の需要があります。
使い方・例文
中学校の理科実験でミョウバンの再結晶を観察する際、アルコールランプでビーカーの水溶液を加熱して溶かす操作に使います。炎を消すときはふたをかぶせて空気を遮断します。
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