アララト山とは?
あららとさん
アララト山とは、トルコ東部に位置する標高約5,137メートルの休火山で、旧約聖書のノアの方舟伝説と深く結びついた山です。
アララト山(Mount Ararat)は、トルコ東部のアール県(Ağrı)に位置する休火山で、標高約5,137メートルを誇るトルコ最高峰です。アルメニア語では「マシス」とも呼ばれ、アルメニア人にとっては民族のシンボルとして特別な意味を持つ山でもあります。
大アララト山(約5,137m)と小アララト山(約3,896m)の二つの峰から成り、イラン・アルメニアとの国境地帯に近い位置にあります。山頂付近は一年中雪と氷河に覆われており、登山者にとって過酷な環境です。
アララト山が世界的に広く知られる理由の一つは、旧約聖書の「創世記」に登場するノアの方舟伝説との結びつきです。大洪水が引いた後、ノアの方舟がアララト山に漂着したと記されており、古来より多くの探索家や宗教家が方舟の痕跡を求めてこの山を訪れています。
歴史的・文化的な側面も非常に豊かで、
- アルメニア共和国の国章にアララト山が描かれている
- 近世まで「アルメニア高原」の中心的な山として認識されていた
- 20世紀初頭のアルメニア人虐殺と領土問題から、山はトルコ領となった
- 登山には許可が必要で、近年では観光登山も行われている
地質学的にはコーカサス地方の火山帯に属し、最後の噴火は19世紀前半と記録されています。壮大な山容と宗教的・民族的な象徴性から、中東・コーカサス地域を代表する名山の一つとして世界に知られています。
使い方・例文
旧約聖書の授業でノアの方舟が漂着した山として紹介されたアララト山は、現在のトルコ東部に実在する山である。
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