アポフィライトとは?
あぽふぃらいと
アポフィライトとは、ケイ酸塩鉱物の一種で、透明感のある結晶と真珠光沢が特徴の鉱物です。
アポフィライトは、含水ケイ酸塩鉱物のグループに属する鉱物で、化学組成は主にKCa₄Si₈O₂₀(F,OH)·8H₂Oで表されます。名前はギリシャ語で「葉のように剥がれる」を意味し、加熱すると葉状に剥離する性質に由来します。
結晶系は正方晶系で、無色・白色・緑色・ピンク色など多彩な色を示し、ガラス光沢から真珠光沢を持つ透明〜半透明の結晶として産出します。特に緑色のものはインドのプネー地方から多く産出され、コレクター間で人気があります。硬度はモース硬度4.5〜5程度と比較的やわらかく、劈開が完全です。
アポフィライトは主に火成岩や変成岩の空洞中に、沸石類とともに二次鉱物として産出します。代表的な産地はインド・アイスランド・ブラジル・カナダなどです。
鉱物標本としての価値が高く、四角柱状や錐状の美しい結晶形が評価されます。また光学的性質が一軸性であることから、教育・研究用途にも利用されます。
使い方・例文
鉱物展示会やコレクター向けの標本市場で、緑色の透明結晶として「アポフィライト」が展示・販売される場面でよく登場します。
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