アプローチシーケンスとは?
あぷろーちしーくえんす
アプローチシーケンスとは、空港に着陸しようとする複数の航空機に管制官が割り当てる着陸順番と間隔の計画のことです。
アプローチシーケンス(Approach Sequence)とは、同一空港に向かう複数の航空機に対して管制官が設定する着陸順序と、各機の間隔配分を指します。効率的かつ安全な空港運営のために欠かせない管制業務の一つです。
アプローチシーケンスの設定には以下の要素が考慮されます。
- 機体の種別・重量:重量クラスの大きい機体の後方には、後流乱気流(ウェイクタービュランス)の回避のため十分な間隔が必要です
- 速度差:速い機体が遅い機体に追いつかないよう速度調整が行われます
- 燃料搭載量・緊急度:燃料が少ない機体や緊急事態の機体は優先されます
- 飛行経路の収束点:異なる方向から来る機体を一本の最終進入コースへ合流させる調整が必要です
管制官はレーダー画面でこれらの機体を同時に管理し、保持旋回(ホールディング)・速度削減・経路延長などの指示を出してシーケンスを整えます。適切な間隔は機体カテゴリーにより異なり、ICAOの基準では重量大型機の後方は最低3〜6海里とされています。
アプローチシーケンスはCDA(連続降下進入)とも連携しており、不要な水平飛行を減らして燃料消費と騒音を低減する取り組みにも活用されています。混雑空港では高度なコンピューター支援ツールを使って最適なシーケンスが計算されます。
使い方・例文
羽田空港に複数の航空機が同時に進入する際、管制官はアプローチシーケンスを組み、重量機の後続機に速度を落とすよう指示して安全な着陸間隔を確保します。
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