アフリカ連合とは?
あふりかれんごう
アフリカ連合とは、アフリカ55か国が加盟する大陸規模の政府間機関で、アフリカの統一・開発・平和維持を目的とする組織です。
アフリカ連合(African Union、略称:AU)は、アフリカ大陸のすべての主権国家55か国が加盟する地域国際機関です。2001年に設立が決定し、2002年に前身のアフリカ統一機構(OAU、1963年設立)を引き継ぐ形で正式に発足しました。本部はエチオピアの首都アディスアベバに置かれています。
AUの設立理念は、アフリカ諸国の政治的・経済的統合の推進、域内の平和と安全保障の確保、民主主義・人権・法の支配の促進、および持続可能な開発の実現にあります。これらはEU(欧州連合)を参考に整備されており、将来的にはアフリカ合衆国的な統合を目指すという長期ビジョンも語られています。
AUの主要機関と機能は以下のとおりです。
- 総会(Assembly):各国首脳からなる最高意思決定機関で年2回開催されます。
- 委員会(Commission):日常の行政運営を担うAUの執行機関です。
- 平和安全保障理事会(PSC):紛争予防・平和維持活動の意思決定を行います。
- アフリカ平和・安全保障アーキテクチャ(APSA):紛争地域への平和維持軍派遣の枠組み。
AUは域内の多くの課題、例えば貧困・政情不安・越境テロ・感染症対策などにも取り組んでいます。2023年にはG20の正式メンバーとなり、アフリカの国際的な発言力向上を象徴する出来事となりました。
使い方・例文
AUはソマリアの内戦安定化に向けてアフリカ諸国の部隊で構成する平和維持軍を派遣するなど、域内の紛争解決に積極的に関与しています。ニュースでアフリカの首脳会議が報じられる際にはAUの場が使われることが多いです。
この用語をシェア
最終更新: