アニマティクスとは?
あにまてぃくす
アニマティクスとは、絵コンテをもとにタイミングや動きの概要を動画化した映像制作の初期プレビュー素材です。
アニマティクス(Animatics)とは、映画・アニメ・CM・ゲームシネマティックなどの映像制作において、絵コンテ(ストーリーボード)の各カットを連続した動画として組み立て、尺感・カットの繋がり・カメラワーク・セリフや音楽のタイミングを確認するための初期段階の動画素材です。
映像制作のワークフローでは、まず静止画の絵コンテが描かれ、次にそれをアニマティクスに発展させることで、実際の映像に近い形で全体の流れを検討します。絵コンテはあくまで静止画の羅列ですが、アニマティクスでは各カットに秒数を割り当てて連続再生し、必要に応じてシンプルなパン・ズームや簡易的な動きを加えることもあります。
アニマティクスの主な目的は以下の通りです。
- 全体の尺(時間)と各カットのテンポを確認する
- セリフ・ナレーション・音楽との同期を調整する
- カットの繋がりや視線誘導の問題を早期発見する
- スタッフ・クライアント間で完成イメージを共有する
精密な作画や3Dモデルが不要なため低コストで修正でき、後工程の手戻りを防ぐ重要な工程です。CGアニメーションでは「プリビズ(プリビジュアライゼーション)」とほぼ同義で使われる場合もあります。
使い方・例文
アニメの制作現場では、本格的な作画に入る前にアニマティクスを音響スタッフと共有し、セリフのタイミングやBGMの出入りを事前に詰める作業で活用されます。
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