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アドニスとは?

あどにす

アドニスとは、ギリシア神話に登場する美しい青年神で、愛と美の女神アフロディーテに愛されたことで知られ、「美少年」の象徴として語り継がれています。

アドニスは、ギリシア神話に登場する人物で、その絶世の美貌から愛と美の女神アフロディーテ(ローマ神話のウェヌス)の寵愛を受けたことで広く知られています。フェニキア(現在レバノン周辺)起源の神話が後にギリシアに取り込まれたとされ、元はセム系の植物・再生の神と結びついていたと考えられています。

神話によれば、アドニスは美少女ミュラー(またはスミュルナー)が変化したミルラの木から生まれたとされています。その美しさにアフロディーテが恋をし、冥界の女王ペルセポネーとの間でアドニスをめぐる争いが起きました。ゼウスの仲裁により、アドニスは一年の三分の一を冥界で、三分の一をアフロディーテと、残りを自由に過ごすと定められました。

しかしアドニスは狩りの最中に猪(牡豚)に傷つけられて命を落とします。アフロディーテの涙と彼の血から花(アネモネやバラとも伝えられる)が咲いたという伝説は、死と再生の自然サイクルを象徴するものとして解釈されています。

「アドニス」という名は後世において、非常に美しい男性を指す普通名詞・比喩表現としても使われるようになりました。また、ボッティチェッリやティツィアーノなど多くの画家がアドニスをモチーフに作品を残しており、西洋美術史においても重要なテーマの一つです。

使い方・例文

外見が際立って美しい男性を指して「まるでアドニスのようだ」と形容する表現が、文学や芸術評論の場面で使われます。

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