アセテートとは?
あせてーと
アセテートとは、木材パルプや綿などを原料とするセルロース系の半合成繊維・素材で、絹に似た光沢と滑らかな肌触りが特徴のテキスタイル素材です。
アセテートは、植物由来のセルロース(主に木材パルプや綿くず)に酢酸を反応させて作る半合成繊維です。天然素材を化学処理して得る点で、純合成繊維のポリエステルやナイロンとは異なるカテゴリーに位置づけられます。
アセテート繊維の特徴をまとめると次のとおりです。
- 光沢感:絹(シルク)に似た上品な輝きがある
- ドレープ性:しなやかに垂れ落ち、美しいシルエットを作りやすい
- 速乾性:吸湿はするが乾きが早い
- 静電気が起きやすい:摩擦で帯電しやすいため注意が必要
- 摩擦・熱に弱い:強い摩擦や高温で傷みやすい
アセテートは主にファッション分野で用いられており、高級裏地・ドレス・スカーフ・ネクタイ・ランジェリーなどに使われます。シルクの代替素材として価格を抑えつつ似た質感を実現できることが強みです。また、プラスチック素材としてのアセテートはセルロースアセテートとも呼ばれ、眼鏡フレームの素材としても広く使われています。眼鏡用アセテートは軽量で肌触りがよく、多彩な色柄を表現できる点が評価されています。
洗濯はデリケート洗いまたはドライクリーニングが推奨されており、取り扱いには注意が必要な素材です。
使い方・例文
スーツや高級ジャケットの内側の裏地に「アセテート100%」と書かれたタグを見かけることがあり、眼鏡店でフレームの素材として「アセテート」という言葉が使われる場面もよく登場します。
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