アスペクト比変換とは?
あすぺくとひへんかん
アスペクト比変換とは、映像や画像の横縦比を別の比率に変換する処理で、異なる画面サイズや規格の間でコンテンツを適合させるために行われます。
アスペクト比変換とは、映像・画像の横幅と縦幅の比率(アスペクト比)を変更する処理のことです。テレビ放送・映画・Web・印刷など、それぞれの媒体が異なるアスペクト比を採用しているため、コンテンツを複数の環境で利用する際に必要になります。
代表的なアスペクト比には次のものがあります。
- 4:3:旧来のブラウン管テレビ・スタンダードビデオの標準比率
- 16:9:現代の液晶テレビ・フルHD/4K動画の標準比率
- 1:1:SNS投稿(特にInstagram)で多用される正方形
- 21:9:映画的な横長(シネマスコープ相当)のウルトラワイド
変換の主な方式としては、レターボックス(上下に黒帯を追加して元の比率を維持する)、ピラーボックス(左右に黒帯)、クロッピング(はみ出る部分をカット)、そして非線形スケーリング(端部のみ引き伸ばして中央を維持する)などがあります。クロッピングは情報の欠損、引き伸ばしは歪みを伴うため、用途に応じた選択が必要です。
デジタル放送のアップコンバート、動画投稿サイトへのアップロード、印刷データとWebデータの相互変換など、メディア制作の現場では日常的に発生する処理です。
使い方・例文
16:9の動画を4:3のモニターで表示すると上下に黒い帯(レターボックス)が入るのは、アスペクト比変換の一例です。スマートフォン向けに横長の動画を正方形(1:1)にリサイズして投稿する作業も同様の処理にあたります。
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