アスコルビン酸とは?
あすこるびんさん
アスコルビン酸とは、ビタミンCの化学名で、抗酸化作用やコラーゲン合成への関与など、体内で多彩な役割を担う水溶性ビタミンです。
アスコルビン酸(ascorbic acid)は、ビタミンCの化学的な名称です。水溶性のビタミンで、白色または淡黄色の結晶性粉末として存在し、酸味があります。壊血病(scurvy)を予防する酸という意味から「a-scorbic acid(壊血病なしの酸)」と命名されました。
体内でのアスコルビン酸の主な働きは次のとおりです。
- コラーゲン合成:血管・皮膚・骨・歯などを構成するコラーゲンの生成に不可欠で、欠乏すると壊血病が生じます
- 抗酸化作用:活性酸素を消去し、細胞の酸化ダメージを抑えます
- 鉄吸収の促進:非ヘム鉄をFe2+に還元し、小腸での吸収率を高めます
- 免疫機能の維持:白血球の機能を支え、感染抵抗力に関与します
ヒトを含む一部の動物はアスコルビン酸を体内で合成できないため、食事からの摂取が必須です。柑橘類・キウイ・ブロッコリー・パプリカなどに豊富に含まれます。食品添加物としても抗酸化剤・色素保護剤として広く使われており、「V.C」や「L-アスコルビン酸」と表示されることもあります。過剰摂取は下痢を引き起こすことがありますが、水溶性のため余剰分は尿中に排泄されやすく、毒性は比較的低いとされています。
使い方・例文
「サプリメントの成分表にアスコルビン酸と記載されていた場合、それはビタミンCのことです」「食品添加物としてアスコルビン酸が使われているものは酸化しにくく保存性が高い」のように使われます。
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