アオダモとは?
あおだも
アオダモとは、日本原産のモクセイ科の落葉高木で、野球バットの材料として有名な国産硬木です。
アオダモ(青梻、学名:Fraxinus lanuginosa)は、モクセイ科トネリコ属に属する日本原産の落葉高木です。北海道から九州の山地に自生し、特に北海道に多く分布しています。樹高は10〜15m程度に達し、春に白い小花を房状に咲かせます。
アオダモの最大の特徴は、枝を水に浸けると水が青みがかった蛍光色に変わる現象です。これはアオダモに含まれるエスクリンという成分による蛍光で、「青(蒼)いダモ(トネリコ)」という名前の由来ともいわれています。
木材としてのアオダモは、粘り強さ・弾力性・強度のバランスが非常に優れており、衝撃や振動を吸収する性質があります。このため古くからプロ野球選手が愛用する木製バットの材料として知られており、日本の野球文化と深く結びついた樹木です。近年は需要に対して資源量が不足気味で、持続可能な供給が課題となっています。
野球バット以外の主な用途は以下の通りです。
- テニスラケット・スキー板などのスポーツ用品
- 家具・フローリング材(独特の木目が美しい)
- 農耕具の柄・工具の柄
近年は木製バット需要の高まりとともに植林や持続的管理の取り組みが進められており、北海道の林業において重要な樹種のひとつとなっています。
使い方・例文
プロ野球選手が試合で使う木製バットに「アオダモ製」と記されている場合、北海道産のアオダモの木材から削り出されたバットを指します。
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