りんどうとは?
りんどう
りんどうとは、リンドウ科の多年草で、深い青紫色の筒状の花を秋に咲かせる日本を代表する野草のひとつです。
りんどう(竜胆)は、リンドウ科リンドウ属(Gentiana)に分類される多年草で、日本各地の山野や草地に自生しています。秋に深い青紫色の花を咲かせ、秋の山野を彩る代表的な植物として古くから親しまれてきました。
花は筒状で先端が5裂し、日光が当たると開き、曇りや夕方には閉じる性質があります。この開閉の仕様が愛好家にとっての観察の楽しみでもあります。茎は直立し、草丈は品種によって異なりますが、野生種では30〜80センチメートル程度に成長します。葉は対生し、光沢があります。
「竜胆」という漢字は、根の苦みが熊の胆汁よりも苦いとされることから、竜の胆(きも)に例えたことに由来します。実際、根や茎には苦味成分(ゲンチアナマリン等)が含まれており、胃腸薬や健胃薬の生薬として古くから利用されてきました。
観賞用の品種改良も進んでおり、切り花や鉢植えとして流通するものには白・ピンクなど多様な色があります。また、岩手県の県花にも指定されており、東北地方を中心に文化的にも深く根づいた植物です。
使い方・例文
秋の花壇や茶花として、りんどうの青紫色は他の花と組み合わせると引き締まった印象を与えます。
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