とも座とは?
ともざ
とも座は、南天に位置する星座で、かつて「アルゴ座」と呼ばれた巨大な船の星座の一部「船尾」にあたります。
とも座(学名:Puppis)は、南天に位置する大きな星座で、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座のひとつです。名前はラテン語で「船尾(艫)」を意味し、かつてギリシャ神話の英雄ヤソンとアルゴナウタイたちが乗った伝説の船「アルゴー」をかたどった星座「アルゴ座」の一部でした。
アルゴ座は古代から伝わる非常に大きな星座でしたが、18世紀のフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカイユが1752年頃にアルゴ座を3つに分割し、とも座(船尾)・ほ座(帆)・りゅうこつ座(竜骨)として独立させました。この分割は、星座があまりにも大きすぎたために管理が不便だったためです。
とも座は3分割後もなお全88星座のなかで3番目に大きな面積を誇ります。天の川の中に位置しており、輝く星や散開星団が豊富です。日本では冬から春にかけて南の空に見えます。
主な特徴と見どころは次の通りです。
- 面積は約1228平方度と非常に大きい
- α星・β星はかつてアルゴ座のものとして命名されたため、とも座内では欠番となっている
- ρ星(ρ Puppis):2等台の明るい星
- M46・M47:共に散開星団で、双眼鏡での観察に適している
- M93:美しい散開星団
散開星団が豊富なとも座は、双眼鏡や小型望遠鏡での星空観察に非常に向いており、アマチュア天文家に人気の星座のひとつです。
使い方・例文
冬〜春の南の夜空でとも座を探すと、天の川に輝く星が密集した領域に出会えます。双眼鏡でM46やM47などの散開星団を探すのは、とも座観察の定番の楽しみ方です。
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