だいだいとは?
だいだい
だいだいとは、ミカン科の常緑低木で、正月飾りの鏡餅に乗せる縁起物として有名な柑橘類です。
だいだい(橙)とは、ミカン科ミカン属に分類される常緑低木の柑橘植物、またはその果実のことです。学名は Citrus×aurantium で、インド北東部から中国南部が原産とされ、日本へは古くに渡来しました。
だいだいの果実は、熟すと橙色になりますが、木から落ちずにそのまま翌春になると再び緑色に戻り、また橙色に変わるという珍しい特性があります。このため「実が何代にもわたって木になり続ける」として「代々(だいだい)」にかけた縁起物とされ、正月の鏡餅の上に飾る習慣が生まれました。
だいだいの主な用途・特徴は以下のとおりです。
- 正月飾りの縁起物として最も広く知られる
- 果肉は酸味が非常に強く、そのままでは食用に向かない
- 果汁はポン酢やマーマレードの原料として利用される
- 果皮には香気成分が豊富で、精油(ネロリ・プチグレン)の原料にもなる
「橙色(だいだいいろ)」という色の名称もこの果実に由来しており、日本語における色彩語の歴史の中で重要な位置を占めています。食用よりも観賞・儀礼・香料としての活用が主体という点で、他の柑橘類とは異なる独自の存在感を持つ植物です。
使い方・例文
「お正月の鏡餅の上に乗っている丸い橙色の果物がだいだいです」というように、正月行事の説明の場でよく登場します。また「ポン酢だいだい使用」と明記された調味料の説明でも見られます。
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