本文へスキップ

こんぶじめとは?

こんぶじめ

こんぶじめとは、魚や貝などの食材を昆布で挟んで一定時間置き、昆布のうま味を素材に移す日本の調理技法のことです。

こんぶじめ(昆布締め)は、刺身や切り身の状態にした魚介類を昆布上下から挟み、冷蔵庫などで数時間から一晩ほど置くことで、昆布のうま味成分を素材に浸透させる日本の伝統的な調理技法です。

昆布にはグルタミン酸などのアミノ酸が豊富に含まれており、これが素材に移ることで旨みが増します。また、昆布の水分を吸収する作用により、魚の余分な水分が取れて身が締まり、食感がよくなるという効果もあります。さらに昆布の独特の風味が素材に香りを添え、味わいに奥行きが生まれます。

こんぶじめに向いている素材は以下のとおりです。

  • 白身魚:鯛・ヒラメ・カレイ・スズキなど
  • 甲殻類・貝類:エビ・ホタテなど
  • イカ・タコ(薄切りにして使う場合)
脂の多い青魚は昆布のうま味が馴染みにくい場合があるため、あまり向かないとされます。

使用する昆布は日高昆布・真昆布・羅臼昆布などが一般的で、表面を軽く湿らせてから食材を挟みます。置く時間は素材の種類や厚みによって調整し、短すぎると昆布の風味が弱く、長すぎると昆布の味が強くなりすぎることがあります。こんぶじめは寿司ネタや日本料理の一品として広く使われており、日本料理における「昆布文化」を象徴する技法の一つです。

使い方・例文

鯛の刺身を昆布で挟んで一晩置いたこんぶじめは、うま味が増して身が締まり、そのまま食べても寿司ネタにしても絶品です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「こんぶじめ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語