あくまきとは?
あくまき
あくまきとは、鹿児島県・宮崎県などで端午の節句に作られる伝統的な郷土菓子で、もち米を灰汁(アルカリ液)に浸して竹の皮で包み蒸した、独特の食感を持つ和菓子です。
あくまきは、鹿児島県・宮崎県・熊本県の一部地域に伝わる伝統的な行事食で、端午の節句(5月5日)ごろに各家庭で作られてきた郷土菓子です。「あく」は灰汁(木灰を水に溶かしてこしたアルカリ性の液体)を指し、その液にもち米を浸して炊き上げることで独特の食感と色味が生まれます。
作り方の手順は次のとおりです。もち米を灰汁に一晩以上浸した後、竹の皮で包んで紐でしっかり縛り、大きな鍋で数時間蒸すか煮ます。仕上がりは茶褐色から黄色がかった色になり、ぷるぷるとしたゼリーのような弾力と、やや独特のアルカリ感がある独自の風味が生まれます。
あくまきの主な特徴は以下のとおりです。
- 灰汁のアルカリ処理によりでんぷん構造が変化し、独特のとろっとした食感になる
- 竹の皮の香りがほのかに移り、自然の風味が加わる
- きな粉・砂糖・醤油・黒蜜などをかけて食べるのが一般的
- 保存性が高く、数日間食べられる
現在では家庭で手作りするだけでなく、鹿児島県内のスーパーや道の駅でもこの時期に販売されており、地域に根付いた季節の味として受け継がれています。
使い方・例文
鹿児島では毎年ゴールデンウィークごろになるとスーパーや市場にあくまきが並び、きな粉と砂糖をまぶして食べるのが定番の楽しみ方です。
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