大陸とは?六大陸・七大陸の分け方から大陸移動説までわかりやすく解説
公開 2026年7月13日
大陸とは
大陸とは、海によって周囲を囲まれた非常に広大な陸地の塊を指します。島と異なり、一般に面積が極めて大きく、独自の地形・気候・生態系を持ちます。世界の陸地面積はおよそ1億4,900万平方キロメートルで、地球の表面積の約29%を占めています。残りの約71%は海洋です。
六大陸と七大陸の分け方
大陸の数え方には、主に六大陸説と七大陸説の2種類があります。
六大陸説では、ユーラシア大陸・アフリカ大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・オーストラリア大陸(オセアニア大陸)・南極大陸の6つに分けます。ヨーロッパとアジアを一体のユーラシア大陸として扱うのが特徴で、日本や中国など東アジアの教育現場ではこの考え方が広く使われています。
七大陸説では、ユーラシア大陸をヨーロッパ大陸とアジア大陸に分けて7つとします。アメリカや英語圏の多くの国ではこの数え方が標準的です。どちらが正しいというわけではなく、地理的・文化的な慣習の違いによるものです。
各大陸の特徴
ユーラシア大陸は世界最大の大陸で、面積は約5,500万平方キロメートル。ヒマラヤ山脈やシベリアなど多様な地形を持ち、世界人口の約70%が暮らします。
アフリカ大陸は面積約3,037万平方キロメートルで世界第2位。サハラ砂漠や熱帯雨林、大地溝帯など変化に富んだ地形が広がります。人類の起源の地とも呼ばれます。
北アメリカ大陸は面積約2,449万平方キロメートル。ロッキー山脈やグレートプレーンズが広がり、温帯から亜寒帯まで多様な気候帯を持ちます。
南アメリカ大陸は面積約1,784万平方キロメートル。アマゾン川流域に世界最大の熱帯雨林が広がり、アンデス山脈が南北に走ります。
南極大陸は面積約1,400万平方キロメートルで、平均気温が最も低い大陸。厚さ平均約2,300メートルの氷床に覆われており、常住する人間はいません。
オーストラリア大陸は最も小さな大陸で面積約770万平方キロメートル。カンガルーやコアラなど固有の動物が多く生息します。
大陸移動説とプレートテクトニクス
20世紀初頭、ドイツの地球物理学者アルフレート・ウェゲナーは、現在の大陸はかつてパンゲアと呼ばれる一つの超大陸だったという大陸移動説を提唱しました。南アメリカ大陸の東岸とアフリカ大陸の西岸の形が一致することなど、複数の証拠から導き出された仮説です。
その後、地球の岩石圏が複数のプレートに分かれ、それぞれが長い時間をかけてゆっくりと移動しているというプレートテクトニクス理論が確立し、大陸移動のメカニズムが科学的に説明されるようになりました。現在も大陸は年間数センチメートルのペースで動き続けています。