原色とは?光と色の基本となる色を分かりやすく解説
公開 2026年7月19日
この記事は 「原色とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。
原色とは
原色(げんしょく)とは、他の色を混ぜ合わせても作ることができない、色の基本となる色のことです。逆に言えば、この原色を組み合わせることでさまざまな色を表現できます。原色は目的や媒体によって異なり、大きく光の三原色と色の三原色の2種類に分けられます。
光の三原色(RGB・加法混色)
光の三原色は、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の3色で、頭文字をとってRGBと呼ばれます。光を混ぜると明るくなる性質があり、3色をすべて重ねると白色になります。この仕組みを加法混色といいます。
身近な例として、テレビやスマートフォンの画面が挙げられます。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイは、赤・緑・青の微細な点(ピクセル)を組み合わせて無数の色を表現しています。虫眼鏡などで画面を拡大すると、これらの小さな点が確認できます。
色の三原色(CMY・減法混色)
色の三原色は、シアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)の3色で、頭文字をとってCMYと呼ばれます。色(顔料やインク)を混ぜると光を吸収して暗くなる性質があり、3色をすべて混ぜると理論上は黒になります。この仕組みを減法混色といいます。
身近な例として、カラー印刷があります。家庭用プリンターや商業印刷では、シアン・マゼンタ・イエローのインクを重ねて色を再現します。ただし、3色を混ぜても完全な黒が出にくいため、実際の印刷ではさらに黒(Key/Black)を加えたCMYKの4色が使われています。
まとめ
原色には、光を扱うRGB(加法混色)と、色材を扱うCMY(減法混色)の2種類があります。テレビや画面はRGB、印刷物はCMYKという使い分けを知っておくと、色の表現の仕組みをより深く理解できます。