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マイクロプラスチックとは?海を汚す微小プラスチックの原因・影響・対策

公開 2026年7月11日

この記事は 「マイクロプラスチックとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

マイクロプラスチックとは

マイクロプラスチックとは、大きさが5mm以下の非常に細かいプラスチック粒子のことです。肉眼では見えにくいほど小さいものも多く、現在では世界中の海・川・土壌・大気中から検出されています。

どのようにして生まれるのか

マイクロプラスチックの発生源は大きく2つに分けられます。

  • 一次マイクロプラスチック:最初から微小なサイズで製造されたもの。洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤(マイクロビーズ)、合成繊維の衣料を洗濯した際に出る繊維くずなどが代表例です。
  • 二次マイクロプラスチック:大きなプラスチック製品が紫外線・波・風などによって徐々に砕かれて小さくなったもの。海岸に打ち上げられたペットボトルやレジ袋がこのように変化します。

海洋汚染と生態系への影響

マイクロプラスチックは海流に乗って地球全体に広がり、深海や北極・南極の氷の中からも見つかっています。魚や貝・海鳥などの生き物が誤って飲み込むことで、消化管を傷つけたり栄養摂取を妨げたりする被害が報告されています。また、プラスチックには有害な化学物質が吸着しやすく、食物連鎖を通じて濃縮されることも懸念されています。人体への影響については研究が続いており、血液・肺・胎盤からもマイクロプラスチックが検出されたとの報告があります。

私たちにできる対策

マイクロプラスチック問題を減らすために、個人レベルでも取り組める行動があります。

  • 使い捨てプラスチックの使用を減らし、繰り返し使える製品を選ぶ。
  • プラスチックごみを正しく分別・回収し、海や自然に流れ出ないようにする。
  • 合成繊維の衣類を洗う際に繊維くず捕集フィルターを使う。
  • 海岸清掃などの地域活動に参加する。

国際的にも、国連環境計画(UNEP)を中心にプラスチック汚染を規制する条約の策定が進められています。マイクロプラスチックは一度環境中に広がると回収が非常に難しいため、これ以上増やさない予防の取り組みが特に重要です。

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