STIレバーとは?
えすてぃあいればー
STIレバーとは、シマノが開発したブレーキと変速を一体化したロードバイク用コントロールレバーで、「シマノ・トータル・インテグレーション」の略称です。
STIレバーとは、自転車部品メーカーのシマノ(SHIMANO)が開発・販売するブレーキ・シフト一体型レバーの製品名です。「Shimano Total Integration」の頭文字を取ったもので、ロードバイクのドロップハンドルバーに装着して使用します。1990年前後に登場し、その後のロードバイク業界における操作系統の標準的な設計として定着しました。
STIレバーが革新的だったのは、それまでフレームのダウンチューブに設置されていた変速レバーをハンドルバー付近に統合した点です。ブレーキをかけながら同時に変速操作できるようになり、手をハンドルから離す危険な動作が不要になりました。
操作の仕組みは、ブレーキレバー本体を握ることでブレーキが作動し、その内側にある小さなレバー(シフトレバー)を横方向に動かすことで変速が行われます。シマノはSTIレバーをコンポーネントのグレードに応じて複数のシリーズで展開しています。
- デュラエース(最上位)
- アルテグラ(上位)
- 105(ミドルグレード)
- ティアグラ・ソラ・クラリス(エントリーグレード)
近年では電動変速システム「Di2(デジタル・インテグレーテッド・インテリジェンス)」に対応したSTIレバーも普及しており、変速の正確性とレスポンスがさらに向上しています。カンパニョーロの「エルゴパワー」やSRAMの「ダブルタップ」なども同様の概念を採用した製品です。
使い方・例文
ロードバイクのサイクリストが下り坂でブレーキをかけながら同時にギアを落とす動作は、STIレバーなしには実現しにくいもので、レースから趣味の長距離ライドまで幅広く活用されています。
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