RADIUSとは?
らでぃうす
RADIUSとは、ネットワークへの接続認証・認可・利用記録を一元管理するためのクライアント・サーバー型プロトコルです。
RADIUSは「Remote Authentication Dial-In User Service」の略で、ネットワークアクセスの認証・認可・アカウンティング(AAA)を集中管理するためのプロトコルです。1991年にダイヤルアップ接続の認証用として開発され、その後インターネット標準(RFC 2865/2866)として整備されました。
仕組みとしては、ユーザーがVPNやWi-Fiなどにアクセスしようとすると、まずアクセスポイントやVPN装置(RADIUSクライアント)がRADIUSサーバーに認証を要求します。RADIUSサーバーはユーザーデータベース(LDAPやActive Directoryなど)と照合し、接続を許可するかどうかを応答します。また接続時間・転送量などの利用記録(アカウンティング)も収集できます。
RADIUSが活用される主な場面は次のとおりです。
- 企業や大学の無線LANアクセス認証(WPA2-Enterprise)
- インターネットサービスプロバイダ(ISP)のダイヤルアップ・ブロードバンド認証
- VPN接続の認証管理
- ネットワーク機器(スイッチ・ルータ)の管理者認証
近年では後継プロトコルとして「Diameter」も登場していますが、既存インフラとの互換性の高さからRADIUSは引き続き広く利用されています。
使い方・例文
大学のキャンパスWi-Fiや企業の社内無線LANに接続する際、社員証や学籍番号で認証が行われる仕組みの裏側でRADIUSサーバーが動いているケースが多いです。
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