Racketとは?
らけっと
Racketとは、Lisp・Schemeの系譜を受け継ぐプログラミング言語であり、教育用途や言語設計の研究で広く用いられるマルチパラダイム言語です。
Racket(ラケット)は、Scheme(Lisp系言語)を起源とするプログラミング言語であり、強力なマクロシステムと言語拡張機能を備えたマルチパラダイム言語です。もともと「PLT Scheme」という名称で開発が始まり、2010年に「Racket」に改名されました。
Racketの大きな特徴のひとつが「言語指向プログラミング(Language-Oriented Programming)」の思想です。Racketはプログラミング言語を作るための言語として設計されており、マクロシステムを用いて新しいドメイン固有言語(DSL)を容易に定義・実装できます。
主な特徴は以下のとおりです。
- 豊富なマクロ機能:構文レベルでの抽象化が強力で、言語の文法自体を拡張できる。
- 教育用IDE(DrRacket):初学者向けに設計されたIDEが付属し、大学のCS教育で広く使われている。
- 関数型・オブジェクト指向・命令型のマルチパラダイムに対応。
- 型付きRacket(Typed Racket):静的型検査を導入したサブ言語も提供される。
MITやブラウン大学など海外の著名大学でプログラミング入門に採用された実績があり、コンピュータサイエンス教育における重要な言語のひとつとして知られています。
使い方・例文
大学のプログラミング授業でRacketを使い、再帰や高階関数などの基礎概念を学ぶカリキュラムが採用されている例があります。
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