Lispとは?
りすぷ
Lispとは、リスト構造を基本データとし、コードとデータを同一形式で扱うことで高い柔軟性を持つ最古の部類に入るプログラミング言語族です。
Lisp(リスプ、LISt Processorの略)は、1958年にジョン・マッカーシーによって設計されたプログラミング言語で、FORTRANに次ぐ歴史を持つ古参の言語族です。以降、Common Lisp、Scheme、Clojureなど多くの方言が生まれ、現在も「Lisp系言語」として総称されます。
Lispの最大の特徴は「コードとデータが同じ形式(S式=括弧で表現されるリスト構造)で書かれる」点です。これを「ホモイコニシティ」と呼び、プログラムが自分自身を生成・変形できるメタプログラミング能力(マクロ)を生み出します。
Lispの主な特徴は以下の通りです。
- ガベージコレクションの先駆け(初期から搭載)
- 高階関数・クロージャ・再帰による関数型プログラミング
- 強力なマクロシステムによるDSL構築
- インタラクティブな対話型開発(REPL)
人工知能研究の黎明期(1950〜80年代)においてAI開発の主力言語として活躍し、今もAI・言語処理研究の文脈で引用されます。現代的な方言であるClojureはJVM上で動作し、関数型プログラミングとWebシステム開発に用いられています。プログラミング言語設計に与えた影響は計り知れず、多くの現代言語がLispの概念を取り入れています。
使い方・例文
プログラミング言語の歴史やAI研究の講義でLispが登場するほか、EmacsエディタのカスタマイズにEmacs Lispが使われるなど、今も実用的な場面で目にすることがあります。
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