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PONとは?

ぽん

PONとは、光ファイバーを受動的な光スプリッターで分岐させ、1本の幹線から複数のユーザーへ光通信サービスを届ける受動光ネットワーク技術です。

PON(Passive Optical Network、受動光ネットワーク)とは、電源を必要とする能動装置(アンプや電子スイッチなど)を途中に置かず、電力を使わない受動素子である光スプリッター(光分岐器)だけを用いて、局側の光回線終端装置(OLT)から複数の利用者宅の光ネットワーク終端装置(ONU)へ光信号を分配するネットワーク方式です。

基本構成は「OLT → 光スプリッター(1:16〜1:64など) → 各ONU」というツリートポロジーです。下り(OLTからONU方向)は放送型で全ユーザーに同じ光信号を送り、ONUが自分宛のデータのみを取り出します。上り(ONUからOLT方向)はTDMA(時分割多元接続)によって各ONUが時間スロットを割り当てられ、衝突を避けながら通信します。

主な規格には以下のものがあります。

  • GPON(Gigabit PON):下り2.5Gbps・上り1.25Gbps。ITU-T G.984規格。FTTHの主流。
  • EPON/GE-PON:Ethernet技術を基盤にした1Gbps対称型。IEEE 802.3ah。日本のNTTが多く採用。
  • XGS-PON / 10G-EPON:上下対称10Gbps。次世代FTTH向け。
  • NG-PON2:波長多重で40Gbps以上を実現する将来規格。

能動装置が幹線に不要なため保守が容易でコストが低く抑えられる点が最大の利点です。日本のFTTH(光ファイバー〜家庭まで)サービスの基盤技術として広く普及しています。

使い方・例文

NTTの光回線サービス「フレッツ光」では、局舎のOLTから光スプリッターで分岐させた光ファイバーを各家庭に引き込み、PON方式でインターネット接続を提供しています。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ぽん」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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