PC橋とは?
ぴーしーきょう
プレストレストコンクリートを主材料に用いた橋梁で、あらかじめコンクリートに圧縮力を加えることで大スパンに対応した橋のことです。
PC橋(プレストレストコンクリート橋)とは、プレストレストコンクリート(Prestressed Concrete)を主要構造材料として用いた橋梁のことです。PCとはコンクリートを打設する前後にPC鋼線・鋼より線などで圧縮応力(プレストレス)を与えたコンクリートを指します。
通常の鉄筋コンクリートはひび割れが生じると引張力に弱いという欠点があります。これに対してプレストレストコンクリートは、あらかじめ内部に圧縮力を導入しておくことで、荷重による引張応力を打ち消し、ひび割れの発生を大幅に抑制します。これにより以下の特長が生まれます。
- より長いスパン(支間)の橋を少ない桁高で構築できる
- 耐久性・水密性が高く維持管理コストを低減できる
- 部材を薄く・軽くできるため死荷重を削減できる
PC橋の架設工法には、工場や現場でセグメントを製作して架設するセグメント工法、張り出しながら架設する張出し架設工法などがあります。高速道路や新幹線の高架橋、一般道の跨線橋など、日本各地でPC橋は広く採用されています。
RC橋(鉄筋コンクリート橋)よりも高度な設計・施工技術を要しますが、長スパンでの経済性と耐久性の高さから現代橋梁の主流形式のひとつとなっています。
使い方・例文
高速道路の高架橋や新幹線の橋梁など、長い距離を少ない橋脚で渡す必要がある場所でPC橋がよく採用されています。
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