MTBF(平均故障間隔)とは?
えむてぃーびーえふ
MTBF(平均故障間隔)とは、機器やシステムが故障から次の故障まで正常に稼働し続ける時間の平均値を示す信頼性指標です。
MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔)とは、修理可能な機器・システムが、ある故障が修復されてから次の故障が発生するまでの間、正常に動作し続ける時間の平均値を指す信頼性の指標です。単位は「時間(h)」で表されることが多く、値が大きいほど信頼性が高いことを意味します。
計算式は次のとおりです:
MTBF = 総稼働時間 ÷ 故障発生件数
たとえば、ある機器が1年間(8760時間)で3回故障した場合、MTBF=8760÷3=2920時間となります。MTBFはMTTR(平均修復時間)と合わせて使われることが多く、設備の稼働率(アベイラビリティ)は「MTBF÷(MTBF+MTTR)」で計算されます。
MTBFは以下のような場面で活用されます。
- 設備の予防保全周期の設定(次の故障が来る前に整備する間隔の目安)
- 製品の信頼性設計・スペック比較
- ICT機器(サーバー・ストレージなど)の調達仕様
- 安全システムのリスク評価(機能安全規格IEC 61508など)
なお、MTBFは統計的な平均値であり、個別の機器が必ずその時間動作することを保証するものではありません。また、修理不可能な部品の場合はMTTF(平均故障時間)という類似指標が用いられます。
使い方・例文
データセンターのサーバーを選定する際、MTBFが10万時間以上の製品を選ぶことで、単純計算で約11年に1回程度の故障率を見込み、可用性要件を満たせるか判断します。
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