LNTとは?
えるえぬてぃー
LNTとは「Leave No Trace(痕跡を残さない)」の略で、自然環境への影響を最小限に抑えるアウトドア行動指針のことです。
LNT(Leave No Trace)は、「痕跡を残さない」を意味する、自然環境を保護するためのアウトドア倫理・行動指針の総称です。米国の非営利団体「Leave No Trace Center for Outdoor Ethics」が体系化し、世界中の登山者・キャンパー・自然愛好家に普及しています。
LNTは以下の7つの原則で構成されています。
- 事前の計画と準備:訪問地のルールや環境を調べてから行動する
- 耐久性のある地面での移動・キャンプ:植生を踏み荒らさず既存の登山道やサイトを使う
- ゴミを持ち帰る:食べ残し・ゴミ・人間の排泄物も適切に処理する
- 見つけたものはそのままに:植物・岩・文化遺産などを持ち帰らない
- 焚き火の影響を最小化する:焚き火の痕跡が残らないよう配慮する
- 野生動物の尊重:餌付けや過度な接近を避ける
- 他の訪問者への配慮:静粛を保ち、自然体験の質を損なわない
日本の登山文化でも「山をきれいに」の精神と重なり、登山教育や自然学校で広く取り上げられています。環境保護だけでなく、人と自然の持続可能な関係を構築する倫理観として重要視されています。
使い方・例文
登山後にゴミを一切持ち帰り、テントの跡も平らに均して自然の状態に戻す行動は、LNTの基本原則を忠実に実践したものです。
この用語をシェア
最終更新: