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J・ポール・ゲティとは?

じぇいぽーるげてぃ

J・ポール・ゲティとは、20世紀中期にアメリカで活躍した石油実業家であり、かつて「世界一の富豪」と称された人物です。

J・ポール・ゲティ(Jean Paul Getty、1892〜1976年)は、アメリカ出身の石油王・実業家です。父親の石油事業を引き継ぎながら自ら事業を拡大し、中東での石油採掘権獲得によって莫大な富を蓄積しました。1957年に『フォーチュン』誌が「アメリ最大の富豪」と報じたことで世界的に有名になりました。

ゲティは極度の倹約家としても知られており、自宅に公衆電話ボックスを設置して客への通話費用を節約させたという逸話が残るほどです。一方で美術品の収集家としての顔も持ち、古代ギリシャ・ローマの遺物や絵画・彫刻を大量に蒐集しました。カリフォルニア州マリブに設立したJ・ポール・ゲティ美術館(現在のゲティセンター)は世界有数の美術館として現在も運営されています。

1973年には孫のジャン・ポール・ゲティ3世が誘拐される事件が発生し、身代金の支払いを当初拒否したことでも世界的な注目を集めました。この事件は後に映画や書籍でたびたび取り上げられています。晩年はイギリスのサリー州にあるサットン・プレイスに居住し、1976年に同地で死去しました。彼の遺産の多くは財団を通じて芸術・文化支援に充てられています。

使い方・例文

「ゲティ美術館の所蔵品の多くはJ・ポール・ゲティが生前に蒐集した古代美術品が核となっている」のように、美術史や富豪の歴史を語る文脈で登場します。

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