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FD・SDとは?

えふでぃー・えすでぃー

FD・SDとは、大学教員の教育力向上を図るFD(ファカルティ・ディベロップメント)と、職員の能力開発を図るSD(スタッフ・ディベロップメント)を合わせた、大学における人材育成活動の総称です。

FD(Faculty Development)とは、大学教員が教育の内容・方法改善し、教授能力を向上させるための組織的な取り組みを指します。一方SD(Staff Development)とは、大学の事務職員や技術職員が業務に必要な知識・技能・マネジメント能力を高めるための研修・育成活動です。日本では2008年の大学設置基準改正によりFDが全大学に義務づけられ、2017年の改正でSDも義務化されました。

FDの具体的な活動例としては、授業参観(ピア・レビュー)、学生による授業評価アンケートの分析・フィードバック、教授法に関するワークショップ、シラバス改善の研修などが挙げられます。SDでは、窓口対応スキル向上研修、大学経営・法令理解研修、情報システム活用研修などが行われます。

FD・SDが重視される背景には、高等教育の質保証への社会的要請の高まりがあります。少子化による学生数の変化や、産業界から求められる人材像の多様化が進む中、大学全体として教育・支援の質を継続的に向上させる必要性が高まっています。

近年はFDとSDを統合して実施する大学も増えており、教員と職員が協働して大学改革に取り組む「FD・SD一体化」の動きも見られます。教育機関の競争力と信頼性を高めるうえで不可欠な仕組みとなっています。

使い方・例文

大学がFDの一環として全教員の授業を相互参観し、改善点を話し合う取り組みや、SDとして事務職員向けにハラスメント防止研修を実施するといった場面で使われる言葉です。

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