EBITDAとは?
いーびっただ
EBITDAとは、企業の本業による収益力を税金・利息・減価償却の影響を除いて示す財務指標のことです。
EBITDA(イービットディーエー)は「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization」の略で、日本語では「利払い前・税引き前・減価償却前利益」と訳されます。具体的には、企業の純利益(または営業利益)に対して、①支払利息、②法人税等、③有形固定資産の減価償却費、④無形固定資産の償却費を加え戻した数値です。
EBITDAが重視される理由は、企業の「本業が生み出すキャッシュ創出力」を国や会計基準の違いを越えて比較しやすくするためです。
- 税率は国によって異なるため税引前で比較する
- 借入れの多寡(資本構成)の違いを除くために利息を加え戻す
- 設備投資の多い業種では減価償却費が大きくなるため除外して公平に比較する
EBITDAは特にM&A(企業の合併・買収)の場面で広く使われます。買収価格の妥当性を評価する「EV/EBITDA倍率(企業価値÷EBITDA)」は業界横断的な比較で重宝される代表的な指標です。また、借入れ返済能力の評価においても「有利子負債÷EBITDA」という比率が使われます。
一方で、EBITDAは設備の老朽化に伴う将来の投資コストを反映しないため、過大評価につながるリスクがある点も指摘されています。財務分析の際は他の指標と組み合わせて使うことが重要です。
使い方・例文
EBITDAは企業買収の際の価格交渉や、異なる国の企業の収益力比較など、財務分析の場面でよく登場する指標です。
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